2024年になり3月に学校卒業を控えている学生さんも多いこの時期。やっと校則から解放され髪の毛をカラーしたいと考えている方も多いと思います。そんな学生さんをはじめ、カラーリングをしたことない方やカラーリングに何かしらのトラウマや不安がある方にこの記事が届けばいいなと思います。

東京は下北沢の美容室ROSSO(ロッソ)&Sete(セット)のクリエイティブデザイナー、南壽タケル です。こんにちは!はじめまして。

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ブリーチカラーなどの施術にお時間を頂くメニューに関しましてはウェブ予約が大変取りにくくなっています。ウェブ上で「×」のお時間も決して満席という訳ではありません。「×」のお時間が希望の場合はお手数ですが、お店へのお電話か僕のインスタグラムなどにメッセージをいただけるとご相談の上ご案内させて頂きます。もちろんご予約でなくても、ご相談のみや髪の毛に関する質問のみでもご遠慮せずご連絡下さい。

※ここに記載してある内容の施術は同店舗内でも僕しかできません。ブリーチご希望の方は是非1度、お電話かインスタにDMでご連絡いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 

この記事ではヘアカラー、ブリーチカラーについて僕の塗布方法や理論、こだわりなどをまとめさせていただいてます。

日々来てくださるお客様の中で、ボクのところに初めて来てくださる方の約半分は下の『痛くないブリーチ』の記事を見て来てくださってます。下の記事を見てくださればブリーチのことや僕のこだわりが分かると思うので是非目を通してみてください。何かあなたの手助けになれば嬉しいです。高校を卒業して校則から解放された学生さんも、初めてのカラーは不安があるんじゃないでしょうか?そんな方も下のリンクからブリーチの記事を読んでみてください。

 

【痛くないブリーチ】

下北沢のテクニシャンによる『綺麗に上手いかつ、痛くないブリーチ』!いつもカラーで頭皮が痛い人、髪が痛む人も僕にお任せあれ!

 

そんなブリーチをしている方にたまに言われるこんな言葉、

・「ブリーチって何回までできるんですか?」

・「私の髪の毛は後何回ブリーチに耐えれますか?」

・「前の美容師さんにはもうできないと言われました。これ以上は無理ですか?」

 

確かに気になりますよね。ブリーチしすぎると髪の毛切れちゃうとか聞くし、けど髪の毛を明るくしたいし。同じような疑問を抱いたことのある方も多いはずです。

 

やはりブリーチは髪の毛への負担は大いにある施術です。痛まないことなんてまずあり得ないです。僕が好んで使っているブリーチ剤、『ファイバープレックス』。

従来のブリーチ剤より98.6%枝毛や切れ毛といったダメージを軽減してくれるブリーチ剤ですが、あくまで98.6%軽減なのでやはりダメージは0ではありません。どんなブリーチ剤でも確実に髪は痛みます。ですが僕がこれを使う理由としてはブリーチ剤特有の膨張や発熱も少なく、粘性も程よくあって頭皮が敏感な方にも施術がしやすいし、写真のように薬剤の種類も豊富で配合次第で様々なパターンに対応できるので僕はコレを使っています。

 

じゃぁブリーチって何回までできる(耐えれる)の?

 

僕の結論を先に述べると、、、

「何回でもできます!」

 

 

と言っても、どんな状態でも可能というわけではありません。ですが、ある程度の条件下であれば複数回できると僕は考えています。

 

じゃぁそもそもなんでブリーチは痛むの?

ブリーチ剤に含まれる「過硫酸塩、アルカリ、過酸化水素水」などが髪の毛に含まれるメラニン色素を分解する為の主な成分です。こいつらが髪の毛の表面にあるキューティクルを開き、内側に薬剤を浸透させメラニン色素を分解します。これらの成分は掃除の時に使ういわゆる漂白剤にも使われている成分(極端に言うと)なので、やはり結構強い成分なんです。それが入っていると思うと、髪の毛が痛むのも当然に思えてきますよね。

例えるなら巻き寿司の海苔がキューティクル、お米がメラニン色素だとしたら。お米でパンパンの巻き寿司は中身が詰まっていて強度がありますよね。一方、ブリーチによりキューティクルとメラニン色素を分解されたらどうでしょう?海苔は破け、お米もなくなりスカスカになっちゃいますよね。そうすると巻き寿司も原型がなくなりボロボロ崩れちゃいます。髪の毛が切れてしまう原理も同じような感じです。

 

僕なりのブリーチと髪の毛の在り方の考えはゲームの体力と一緒だと思っています。

 

 

体力ゲージ(HP)がゼロになるとゲームオーバーの格闘ゲームと一緒で、髪の毛にもHPがあり、それがゼロになると切れてしまう。だとすると、HPがゼロにならないようにブリーチをしてあげればゼロにならない限りブリーチは可能だという考えです。

 

例えば、、、

僕のお客様である写真の彼女。ホワイトカラーに仕上げた時の写真です。ホワイトカラーの人がみんな同じ痛み具合かというとそれは違います。SNSの写真や街中でホワイトカラーの人を見た時にツヤツヤの人とパサパサの人がいませんか?それは痛み具合の違いです。ホワイトなのにツヤツヤの人は髪の毛のHPがまだ十分に残っている状態です。それに対してパサパサしている人はHPが少なくなって赤いゲージになってしまっているという状態です。

 

まだHPのゲージに余裕があればブリーチをすることは可能です。しかしHPがもう残り少なければゲームオーバーです。

 

なので初来店の際、その時点で髪の毛のHPがもうギリギリの状態だとどんな美容師さんだとしてもそれ以上のブリーチは限りなく不可能に近いです。逆にカラーも何もしたことがない地毛の方の場合、HPが満タンなのでそれをいかに減らさない様にブリーチしていくかという策を立てることができるのでやりようはいくらでもあります。

 

 

ブリーチしていても髪の毛に体力があればパーマだってかけられます。ブリーチとパーマの相性は最悪だと言われてきましたが、今では全くそんなことないです。ただこれも体力が残っていればの話です。HPがもう残り少ないブリーチ状態の髪の毛には流石にパーマは難しい場合も大いにあります。

 

お客様の写真を交えて例をご紹介。

 

繰り返しブリーチをしているお客様。オレンジっぽさもさほど無く綺麗な状態です。この日のご要望は

「ブリーチだけでできるだけ白っぽくしたいです」

毛先の部分はおそらくもう既に3回はブリーチをしているかなと思います。ですが強力なブリーチで何回もブリーチをしている訳ではありません。体力ゲージの話をするなら、毎回“昇竜拳”のような必殺技を受けている訳ではなく、ブリーチはブリーチでも優しくやっているので少パンチを受けているという感覚です。

 

仕上がりはこちら。

 

毛先までツヤっとした仕上がりですよね。白っぽくブリーチしたからといってパサパサになっていません。外で見るとこんな感じ。

 

写真の彼女の髪の毛は写真じゃ伝わらないですが、まだ体力が余っています。なのでこれだけ白っぽくてもまだブリーチをしたりすることが可能です。(ここまで白ければもうブリーチする必要はないですが)。

 

これまでの話をまとめると1つ重要なことがあります。それは

髪の毛のダメージ具合を把握するには美容室をあっちこっち転々としないこと。

 

通ってくださっているお客様の髪の毛の状態は把握できます。自分がやってきた施術なので当たり前ですよね。ですが、初めての来店の方の髪の毛の状態は100%把握することは難しいです。さらにそれが今まで“ブリーチもして、黒染めもして、パーマもして、、、”となると履歴がまぁ複雑です。そういった履歴があることを知れても髪の毛が今一体どういった状態なのかまでは全て把握できません。通ってくださっている中で段階を踏み把握していきます。初めから全て把握できればもちろんいいのですが、やはり100%とまでは言えないですね。なので初めての来店時はしっかりお話をして、ご相談した上でご要望に対するジャッジをしていきます。「まずは優しくブリーチをさせていただいて、ブリーチ後の抜け具合を見た上でご要望の色にたどり着く道のりを決めたいと思います」という感じで。

 

この話の最も大事な部分、、、

・「ブリーチって何回までできるんですか?」

・「私の髪の毛は後何回ブリーチに耐えれますか?」

 

結論、初めての方はしっかりお話をした上で髪の毛の状態を把握。髪の毛の体力がまだ余っているようであればブリーチは体力が持つ限り可能。しかし、体力が余ってなければ要相談という感じでしょうか。

 

毎日のようにブリーチのお客様を担当させて頂いている僕としては、ブリーチの施術にはとても自信があります。ですが、髪の毛のダメージ、頭皮への負担などを初めから100%の補償をすることは少々難しいというのも正直なところです。初めて担当させて頂く方の髪の毛の状態もできるだけ全て把握するよう努めますが、オーダーの内容を完成させることができるかどうかの判断は直接お話ししてから出ないと難しいです。

 

もしこの記事を読んでくださったあなたがヘアカラーに悩みや不安、またはトラウマなどがあれば是非一度ご相談していただきたいです。ブリーチによる髪の毛のダメージだけではなく頭皮への不安もご相談ください。

 

 

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