長らくしてきた暗い色、でも今回は明るい透明感あるカラーにしたいな!なんて。。@美容室ROSSO下北沢
はい、
今回はカラーリングネタ。
まずはこちら、、
暖色、または暗めのカラーリングを続け、そして抜け、オレンジがかった状態。
非常に色、抜けました感がありますね。
自毛を初めてカラーして抜けても、同様に日本人、アジア人の髪の毛はこうなるケースが多いです。
人種的に。
これはご存知の通り、色素の違いです。
フィオメラニンとユーメラニン
この2つのメラニンのバランスで、自毛のもつ、いわゆる「赤みが強いか、弱いか」が決まってます。
ざっくり、
フィオメラニン=黄色
ユーメラニン =赤、茶
そうです、アジア人はユーメラニンが多く、赤みが強いんですね。
このお客様もそんな一人。
長いこと、暗め、そして、濃いピンクなどでカラーをしてきました。
そして、抜け、オレンジに、、、
この場合、躍起になって、アルカリが高くて、トーンが上がるお薬を使っても、大して明るくなりません。
むしろ、毛先はトーンが上がらず、根元の新しい毛がドン!と明るくなってしまい、
「逆プリン状態になります」
これ最悪です。
で、
で、
こんな時の救世主で「脱塗剤」というお薬があります。
これは、いわゆるブリーチ「脱色剤」と異なり、
黒い新しい毛を明るくできません。
それまでやってきたカラーリングの「染料のこびりつき」を優しく取り除ける超優れもの!
工程はこう、
①脱塗剤を塗布、過去にやったカラーの染料のみを取り除きます
②シャンプーし、髪のコンディションを整える処理剤をつけてドライ
③目指すカラーの薬を塗布
④放置後、理想の色味になったらシャンプー!
って感じ。
これ、ブリーチより遥かに痛まないです。
ただ、あまりに目標とする色が明るい場合は、限界はあります。
染める前のトーンは7トーンほど、
例えるならばこげ茶?って感じ。
仕上がりはこちら↓↓↓
どうですかね?
わりと明るくなりました。
そんでもって赤みは消え、えらい柔らかく見えますね!
い〜〜〜〜い感じ。。
いっっつも、なりたくてもなれない理想のカラーリング。
是非一度相談ください。
やれるだけのことはやります。
でもやれない時は断固、
「無理す!!!!!!!」
って言います。
でわでわ今回はそんな感じで。。。