どうもこんにちは!

セットの河内です!

少し地味ですが今日のお話は、

『クセ毛』

のお話。※そこそこ長めに綴ります。

↓↓↓あわせてこちらの記事もぜひ一度拝見ください!!!

ストレートのこだわりと酸熱トリートメント

僕自身、超がつくほどの直毛ですが、直毛もクセの一種。

柔らかいクセ毛に憧れたものです。

人は無い物ねだりな生き物ですからね。

禿げたらねだっても生えてはきませんが。

はいっ。

 

今日はそんなことでクセ毛のお話。

 

6月、梅雨時期になると、

「髪がまとまんなぁ〜い!」「うねる〜」「膨らむぅ〜」

なんて声が巷でちらほら聞こえてきます。

 

このタイプ。

こちらは「THEクセ毛」ですね。

このタイプは、空気中の水分に髪の毛が反応して、うねったり、膨張したりするクセ毛です。

前述のように、梅雨時期や、汗などをかいた際に厄介なのがこれです。

さらっとした爽やかなストレートヘアだと思っていたあの彼、昼休みのバスケの後、前髪がモジャモジャ、、、

そうです憧れの彼は毎朝必死にコンプレックスと戦い、ヘアアイロンで頑張って伸ばしていたんでしょうね〜

 

このクセ毛の人は反面、空気が乾燥する秋冬や乾燥した地域に行くと、比較的髪が扱いやすくなったりするのも良い意味の特徴の一つです。

このタイプのクセ毛の方は、ドライやブローなどの熱や、乾かすことにより納まり易かったりします。

河内のカット的には、乾いてクセが伸びることを想定し、ハンドブローで形が決まるようにカットしてあげるのが鉄則でして、美容師は濡れた時どの程度のクセが出て、乾くとどれくらい伸び率があるかということを計算することがとても大事だと思います。

 

もちろん、その方のヘアスタイルのよって様々なことが関与してきますが、

”濡れてでるクセ毛”の方は比較的対処のしようがあると思います。

 

そしてもう一つが、この時期に実は多いタイプ

”乾いてでるクセ”

です。

こちらが言うなれば隠れクセ毛とでも言いましょうか。

乾くとクセが出てしまうもんだから、皆さんしっかりブローしたり、スタイリング剤を駆使してなんと納めてたり、濡れているウェットな状態にムースやオイルをたくさんつけて乾いた質感にならないようにしてたりと案外みなさんしっかりスタイリングを頑張ってらっしゃいます。

故にぱっと見でわからなかったりします。

 

そしてこのタイプのクセ毛は、髪が濡れているときはクセが出ません。

全くでない人もいれば、多少でる人もいたり様々ですが、

乾いていくにつれて、毛に思いがけないチリチリ感や、膨張、うねりなどがでます。

とても厄介ですよね〜〜〜〜

濡れていたいけど、しょっちゅう濡れてるわけにはいきませんからね!

 

このタイプの人はスタイリング大変です。

手っ取り早くストレートパーマをかけてしまえば解消はしますが、

生えてくる毛は変わりません。同じクセ毛が生えてきます。

 

 

スタイリングをうまくするコツは、

”如何にして髪の毛に水分を残すか”

です。

洗い流さないトリートメントの中にいくつかそれに適したアイテムがありますのでその中からオススメの2アイテムを紹介していきます!

 

エントリーナンバー1

ナプラN.シリーズ 「ポリッシュオイル」

こちらのオイル、何が特徴かと言いますと、

ズバリ、”重み”です。

タオルドライのみした濡れた状態で全体に満遍なくつけ揉み込み、

そのまま自然乾燥でOK!

髪の芯に潤いを閉じ込め、表面をオイル成分でシーリングすることで水分が髪から蒸発するのを防いでくれます。

 

したがって、乾きすぎず、ぱやっとした毛が抑えられまとまります。

 

エントリーナンバー2

アリミノ 「ドックライト」

こちらはムースタイプの洗い流さないトリートメントです。

美容業界では知らぬ者などいない、ムース界の生きた化石であり、生ける伝説。

発売されたのは40年ちかく前まで遡るそうです。

そんなこのドックライト、ROSSOスタッフの中でも絶大な人気を誇ります。

なんでまたそんな古臭いムースが良いのか?

アボカドオイル配合のこのムース、ムースだけど水っぽすぎず、

乾いた後固まらず、そして香りもくどくない。

濡れている時につけても良いし、ドライの状態でも◎と良いことずくめなんです。

肝心な濡れてでるクセ毛の方への使用方法は、

基本、前述のオイルと同様に濡れた状態で全体に揉み込み、自然乾燥です。

たったこれだけで朝の煩わしさがなくなります。

スタイル的には、クセを活かしてパーマをっぽいスタイリングが望ましいと思います。

もちろんムースですので、朝起きてそのまま乾いた髪にこのムースを多めにつけて自然乾燥でも構いません。多少量は使いますが。

この2アイテムが僕のオススメ。

 

余談ですが、お話の濡れてでるクセと、乾いてでるクセ。

仮にストレートパーマをかける際にも、薬剤選びにとても関与してきます。

この薬剤選定を誤ると、クセが伸びきらない、ダメージがひどい、後日クセが戻ってきたなどのパーマミスに繋がります。

 

深いですね〜クセ毛。

 

セットではそんな髪の本性、直毛なのか?クセ毛なのか?

そしてそれはどんな性格のクセなのか?

を的確にジャッジしてカットやパーマなどを施術させていただきます。

ストレートのこだわりと酸熱トリートメント

河内的には、クセは”個性”だと思います。

極力、そのクセを活かしデザインさせてもらうことが多いですが、ストレートパーマなどの技術も年々新しい技術とノウハウをセットのスタッフで吸収していますので、時にはその個性を緩和させてあげるのも僕たち美容師の務めかと思いますので、相談だけでも構いません、是非一度ヘアデザインをご相談ください。

お待ちしております!

 

今回も長々お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 河内