コテとパーマ、どっちが髪傷みますか?

 

こんな質問をたまにされます。

気になる答えは、以前書いたこちらのブログで→コテvsパーマ

 

雑誌やSNSで載ってるパーマスタイルは嘘ばかり

 

余談ですがカラーリングは、「どうしても予定が合わなくて市販の泡カラーで染めちゃいました〜〜」

という声をたまに聞きます。

美容師的にはやはり市販のカラー剤でのセルフカラーはお勧めできません、

 

理由としては、カラー剤は劇薬。

頭皮にも髪にも負担ですし、万が一アレルギー反応が!

ということもありえない話ではありません。

プロが薬剤をチョイスし、お客様に最も合う処方で負担の少ないカラーリングをおすすめします。

 

 

ところがパーマどうでしょう?

ものすごく稀に、ストレートパーマをセルフでかけました!

という方がいますが、99パーセントのお客様は美容室でパーマをかけます。

 

そこで案外、皆さんが疑問に思わない点が一つ。

パーマをかけたい!となり、美容室を探すとき、どう探しますかね?

 

Google検索で「パーマ うまい 美容室」

と探すのか。

 

はたまた人伝いで聞くのか。

 

でもそれだと、パーマがうまいか?得意か?こだわってかけてくれるか?

ってわからなくないですか???

 

 

たいがい、検索して探したとて、クーポン系のポータルサイトでサロンのホームページに行き着き、

ヘアカタログのページを見て、巻いてあったり動きがあるスタイルを見て、

いーかも! パーマかけてこんな感じにしてもらおう!

 

と思い、サロンに足を運ぶケースが多いのでは?

と勝手に思っています。

 

でも、雑誌やSNSでパーマと書いてあれど、本当にリアルにパーマをかけているヘアスタイルって

実際はほとんどないです。

美容師なら写真を見て、コテで作り込んだスタイルなのか?本当にかけているか?くらいわかります。

気になったスタイルがあったら美容師さんに聞きましょうね!

 

美容室によって異なる薬剤とパーマ理論

 

ところで皆さん、パーマの薬剤の種類が山ほどあること知ってますか??

 

ROSSOでもかなりの種類を常に準備してあります。

 

単に強い薬、弱い薬、中くらいの薬、というわけではないんですね。

 

パーマにこだわるROSSOでは、

どう強いのか?どんな毛に強いのか?

髪が乾いたときはどうなるように薬剤を操作するか?

ダメージを最小限に抑えるにはどんな薬を?

 

など考えることも盛りだくさんですが、それくらい奥が深いし、難しい技術です。

 

ですが、そのこだわりの部分や、どれくらいパーマについての理論のノウハウがその美容室にあるのか?

って外からは全くと言っていいほどわかりませんよね?

 

案外、未だに弱・中・強で薬剤を決めたり、薬が何年も変わっていなかったりする美容室は

数多く存在すると聞きます。

せっかくかけるパーマ、そこは慎重に選んでほしいものです。

 

失敗された!のケース

パーマをかけて失敗した!

かけなきゃよかった!

というのは大体、

①かかりすぎた

②かからなかった

③毛が傷んだ

と、この3つに集約されると思います。

そうならないようにROSSOでは以下のことに重点を置いてカウンセリングさせていただいております。

 

・現状の髪の状態の把握

・カラーなどの薬剤の施術履歴

・やりたいイメージの共有

・ホームケア、ライフスタイルに合わせたスタイリングの仕方

 

パーマがうまくかかることにはいろんな要素が絡んできます。

少し雰囲気をパーマで変えたいな〜と思っていたましたら、ぜひご相談ください!

 

 

ってことで、お客様のヘアスタイル。

上二枚はリアルパーマです。

髪の毛が非常に多く、しかも直毛の太毛。

少し時間はかかりましたが、大きいウェーブでラフな仕上がりになりました。

スタイリングはセミウェットの状態で、ムースまたはミルクを揉み込んだら自然乾燥でOK!!!

 

カールアイロンだとこうは動かせないと思います。

特に自分では。

 

をこちらの方の場合は、フロントがリアルパーマの”残り”で、後ろをアイロンで動きをつけました。

 

春が近づいて暖かくなってきました。

こんなゆる〜くて、ル〜ズな雰囲気。

こなれ感がでておしゃれに見えます。

 

 

部分パーマもおすすめです!

ぱっと見でわかりやすく形が変わるデザインのパーマもあれば、

スタイリングで、「ここにこんなボリュームが欲しい!」

「前髪だけにワンカール欲しい!」

「裾を内巻きにしたい!」

「サイドに流れるような動きをつけたい!」

などのスタイリングのサポートをしてくれるパーマも おすすめです!

是非そちらもご相談ください!